起業と結婚のタイミング、どちらを先にするべきか?

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起業すると収入も不安定、結婚は少し先になるかな?

起業と結婚どちらを優先すべきなのかしら?

新婚直後に起業するのはリスク高すぎるよな。

起業したいけど彼女は理解してくれるかな?

日本で起業する人が一番多いのは40代、次に30代です。タイミングによっては結婚適齢期と重なることもありどちらを優先すべきか?両立は出来るのかなど色々考えますよね?

ちなみに私は結婚後、一人目の子どもが0歳の時に起業を決めて妻に相談しました。今思うと中々大変な時期に起業したなと思います。

目次

起業と結婚のどちらを先にするべきか?メリットとデメリット

起業と結婚は、どちらも人生における大イベント!どちらを先にするべきか悩むのは当然のことです。まずはそれぞれメリットとデメリットを整理してみました。

結婚を先にするメリット

精神的な支え

パートナーの支えを得ることで、困難な状況も乗り越えやすくなります

困難な状況が発生した場合でも、パートナーと共に取り組むことで問題をより効率的に解決することが可能となります。パートナーとの連携により、一人で問題に直面するよりも、より速く、より簡単に困難を乗り越えることができるでしょう。

経済的な安定

共働きすることで収入が上がり、生活が安定します

夫婦が共働きをすることで、家庭内の収入が大幅に上がり、それによって生活がより安定することができます。収入が増えることで、生活水準を高めることができ、さらには将来的な貯蓄も考えることができます。また、共働きは経済的な安定だけでなく、結婚を通じて関係を強化することにもつながります。

夫、妻がビジネスパートナー

夫、妻が協力的である場合、夫婦となることで信頼関係も増し、ビジネスパートナーにつながることも考えられます。

私の経験上、店舗系ビジネスとくに飲食店、理美容室、といった小規模店舗で運営しやすいビジネスの場合とくに上手くいくケースが多いように感じます。

お互いを知り尽くし、互いの長所と短所を理解し、助け合うことができる夫婦ならではの強みと言えるでしょう。

また雇用されたスタッフのように突然前触れもなく退社してしまうということもおこらないのでそういった意味では、夫婦でビジネスを始めるという考え方は、信頼関係と相互理解という面で非常にメリットが大きくなります

結婚を先にするデメリット

起業のタイミングを逃してしまう

結婚生活に慣れるまでに時間がかかり、起業のタイミングを逃してしまう可能性があります。

結婚生活に慣れるまでには、予想以上に時間がかかるかもしれません。新しい生活スタイルに順応する過程で、多くの時間やエネルギーが必要となり、その結果として起業のチャンスを逃してしまう可能性があります。これは、自分が新たな生活環境に追われることで、ビジネスの立ち上げに必要な計画や準備に十分な時間を割けないことがあるからです。

価値観の違いによる衝突

仕事や子育てに関する価値観の違いから、パートナーと衝突する可能性があります。

仕事や子育てに対する価値観は、人それぞれ異なります。そのため、自身の価値観がパートナーと一致しない場合、意見の相違点が表面化し、不和を生む可能性があります。

これらの価値観の違いによって生活のあらゆる面で影響を及ぼし、パートナーとの間で距離が出来てしまうとその後起業に対して理解を得ることが難しくなるかもしれません。

起業資金の準備が難しくなる

結婚や出産にかかる費用がかさみ、起業資金の準備が難しくなる可能性があります。

結婚や出産といった人生の重要なイベントに必要な費用は想像以上にかさみます。

その結果、起業のための資金準備が予想以上に困難になることもあります。

結婚や出産の費用は一時的ではありますが、子育て、マイホームの購入、貯金、保険などは長期的に大きなお金が必要です。これらが起業資金の準備のための資金づくりの妨げる可能性はあります。

起業を先にするメリット

自由に事業に取り組める

結婚や出産の心配をすることなく、自分のペースで事業に取り組むことができます

独身の間は比較的自分の時間を自由に使うことが出来て、自分のペースで事業を進めることができます。

経済的な成功の可能性

結婚前に事業を成功させることで、結婚生活をより充実させることができる可能性もあります。

先に事業で成功すれば経済的にも余裕がうまれ、時間の自由も得ることが出来る場合があります。

その場合、あなたとパートナーはよりゆとりのある生活を楽しむことができるかもしれません。

さらに事業の成功は自信をもたらし、それが結婚生活全体にポジティブな影響を及ぼす可能性もあります。

結婚前に事業を成功させることで、より充実した結婚生活へつながることもあるのです。

将来の選択肢が広がる

事業が成功すれば将来の選択肢が広がり、より自由な人生を送ることができます。

起業の目的は人それぞれですが、ビジネスで成功して経済的自由を得たいと考える人は多いのではないでしょうか?

先に起業して成功することは経済的自由を得てその後の選択肢を増やすことにもなりますので結婚以外の面においても将来に向けてメリットがうまれる場合があります。

起業を先にするデメリット

経済的な不安定

事業が軌道に乗るまでは、収入が不安定で生活が苦しい時期もあるかもしれません。

その場合に中々結婚について考える気になれず先延ばしになってしまったり、結婚資金を準備するのが難しくなることも起こりえます。

時間的な制約

仕事に時間を割かれるため、結婚や恋愛をする時間が少なくなります

業種業態、起業のやり方によりますが、個人で起業した場合、起業直後は忙しく、仕事に多くの時間を取られることが考えられます。

サラリーマン時代よりも時間の制約がうまれ結婚や恋愛について考える余裕がなくなることもあります。

パートナーとのすれ違い

仕事に集中するあまり、パートナーとの時間が減り関係が悪化する可能性があります。

既に結婚が決まっているような場合でも起業をきっかけに今までとライフスタイルが変わったり、時間、お金に対する価値観がかわったり、沢山の変化が起こることがあります。その場合タイミングが合わずパートナーとのすれ違いがおこり結婚が遠のいてしまう可能性も考えられます。

理想のライフプランを考える

どちらを先にするにしてもメリットがあればデメリットもあります。

どちらが良いかというよりは、どちらがご自身のライフプランにあっているかといったところを考えるのが適切かもしれません。

一度理想のライフプランについてじっくり考えてみましょう!

理想のライフプランを想像してみよう

自分の価値観

何が大切なのか、何に喜びを感じるのかを明確にする。

私たちが何を大切に思い、何に対して喜びを感じているのかを明確に理解することは極めて重要です。

この理解は、我々自身の行動や思考の道しるべとなり、人生をより意味深く、充実したものにするための基盤となります。

将来の目標

10年後、20年後にどのような自分になりたいのかを具体的に考える。

結婚後も出産、子育て、マイホームの購入など大きなイベントはたくさんあります。

いつ頃までに何をどうしたいのか?10年後、20年後について想像してみましょう。

どんな生活を送りたいか?

毎日何をして過ごすのが楽しいか?

幸せを感じるときは何をしているときか?

フラットな状態でシンプルに何が楽しくて毎日何をしているかを確認することも重要です。

毎日嫌なことしてても楽しくないですからね。

ライフイベントの整理

起業したい時期

いつまでに起業したいのか、具体的な目標時期を設定してみましょう。

何のために、なぜ起業するのか?

なぜその時期までに起業したいと思ったのか?

改めて自分の考えを整理してみましょう。

結婚したい時期

結婚についても同じです。いつまでに結婚したいのか、具体的な希望時期を設定してみましょう。

何歳までに結婚したいか、その理由は?子どもはどうする?新居は?

マイホーム購入

マイホームの購入を検討する方はマイホームについても考えておく方がよいでしょう。

いつまでにマイホームを購入したいのか、ローンの場合は何年?具体的な目標時期を設定してみましょう。

老後の生活

これから結婚という方にとっては老後はまだまだ先のことなので今考える必要はないかもしれません。

しかし人間だれしもいつかは老後を迎えます。

老後どのように過ごしたいのかについてもイメージしておいた方がよいでしょう。

シミュレーション

起業と結婚の順番をパターン別に検討する

理想のライフプランやライフイベントの整理ができたら実際に、起業を先にした場合はこのような計画、結婚を先にした場合はこのような計画で進めるといったかたちで一度パターンごとにシミュレーションしてみましょう。

より具体的にイメージがわくかもしれません。

各パターンにおける収支バランス

その場合に出来る限り収入・支出・ライフスタイルもイメージしてシミュレーションできるとさらに良いでしょう。

特に資金については起業、結婚ともに重要なポイントです。具体的な金額を考えてみましょう。

それぞれのメリット・デメリットを比較検討する

シミュレーションが出来たらメリットデメリットの比較です。

自分の考えにあっていてよりメリットが多くなりそうなのはどちらか冷静に比較検討してみましょう。

起業と結婚を両立するには?3つのポイント

どちらを先にしたとしてもビジネスと結婚生活を両立することが必要になるタイミングは来ます。

起業と結婚を両立するポイントについてもお伝えしたいと思います。

1.時間管理

当然のことながら起業、結婚どちらも時間が重要です。

効率よく仕事をこなしつつ、パートナーとの時間もとれるようにスケジュール管理、タスク管理は必須です。

2.パートナーとの協力

結婚の前後に起業をしようと思うとどちらの場合もパートナーの理解は必須です。

起業のタイミングについて相談することはもちろんですが、結婚の時期との調整や結婚後の2人の時間の作り方、また起業についてもサポートしてもらうような可能性もでてきます。

それらについて誤解のないように事前にしっかりと話しておきましょう。

3.先人の知恵、先輩に話を聞いてみよう

実体験が何よりも参考になる情報です。

自分より先に起業している方、結婚前に起業した方、結婚直後に起業した方など周りにいらしゃれば是非生の声を聞いてみましょう。

起業を実行できるバイタリティのある先輩なら快く話してくれるはずです。

副業から始めるという選択肢

起業はそれほど簡単ではないというのは周知の事実です。

特に結婚といった人生の一大イベントと重複するとなるとかなりのリスクであると考えることもできます。

リスク軽減のため副業からビジネスを始めるという方法もあります。

副業のメリット

低リスクでビジネスをスタートできる

現在の仕事をすぐに辞めず並行して副業からはじめることでリスクは大幅に軽減されます。

収入がなくなることなく経験を積めるのでおすすめです。

また副業により多少でも収益を得ることが出来たら本格的な起業のための資金作りにもなり一石二鳥です。

パートナーの理解を得やすい

いきなり起業となるとパートナーが抵抗を持ち反対される場合もあるでしょう。

副業からなら経済面でパートナーにリスクを持たせることがないので起業よりは格段に受け入れてもらいやすいと思います。

副業のデメリット

本業、副業、結婚の同時進行になる場合は負荷が高い

本業を辞めずに並行して副業を始めるということはプライベートの時間はかなり削られます

更に結婚もとなるとかなり時間的にはタイトになります。

上手く時間管理をしていくことは必須になるでしょう。

本格的な起業を目指す人にとっては少し遠回りになる場合もある

低リスクで副業からスタートする方法を個人的にはおすすめしていますが、短期間でビジネスを大きくしたい、一刻も早く会社設立したいと考えている人にとっては少し遠回りなやり方と感じることもあるでしょう。

まとめ

どちらが正解かは人それぞれです。

どちらを優先すべきかという質問に対しては、「どちらも」という回答になるのかもしれません。

勢いと根性だけで進めてしまうのではなく、起業についても結婚についても十分に考えその順番と方法をしっかり計画した上で全力で取り組みましょう!

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この記事を書いた人

植林宏樹のアバター 植林宏樹 個人事業主・WEBマーケッター

”元”体育会系、京都育ち大阪在住の関西人。コロナ渦でのリモート化をきっかけに43才からWEBマーケを学び始めました。サロン向け商材卸し、WEB制作などの事業を営んでおります。営業20年以上の経験×WEB活用で何かお役に立てればと…

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