初心者におすすめ副業からはじめる起業

※当サイトは一部の記事に商品の広告リンクを使用しています。

副業から起業につなげることってできるのかな?

どうせ起業するなら最初から会社作った方が早くない?

どちらも一長一短あると思いますが、副業から起業につなげる方法はリスクが少なく資金が少ない人などには特におすすめです!
今回は副業からはじめて起業につなげる方法についてみていきましょう。

目次

副業を活用した起業のメリットとは?

リスクの軽減

副業を活用し起業につなげる方法はいくつかメリットがありますが、なんといってもリスク軽減が一番のメリットです。

副業を活用して起業する場合、本業における安定した収入があるため、リスクが低くなります。副業の収入を基盤にしながら、新しいビジネスを始めることができます。

また始めた後の撤退も比較的簡単に出来るので業種や方向性の転換、軌道修正も気軽に行いやすい場合が多いです。

収入の多角化による起業資金の確保

本業の収入だけの場合、起業のために必要な資金を少しづつ貯金してためるなどしないといけないので大変です。

しかし本業を持ったままで副業をすることによって収入源を増やすことができます。

複数の収入源を持つことで、得た収入を起業資金として活用することができます。

起業準備段階で複数の収入をもつことは借入などを軽減できますので非常に有利になります。

スキルUPと成長

副業を通じて新しいスキルを習得したり、知識を増やすこともできます。

また副業とはいえ実際にビジネスを体験してみることで起業家として必要なスキルや知識を身につけることもできます。

小さくても良いのでビジネスを経験してみることは起業を目指す人にとっては非常に重要です。

ネットワークの拡大

ビジネスをやる上で重要なポイントとして人脈があげられます。

一人で起業する人、特にネット関係のビジネスでオンライン上で完結する場合などは人脈は必要ないと考える人もいますが実際にはほとんどのビジネスは人と人とのつながりで成り立っています。

副業を通じて新たな人とのつながりをもったり、顧客やビジネスパートナー、業界関係者とのネットワークを構築しすることは将来起業するときにも役立つことは間違いありません。

ビジネスの検証と市場調査

副業を起業のテストケースとして活用することで、アイデアやビジネスモデルの検証や市場の需要を調査することができます。

素晴らしいビジネスアイデアをもって起業しても実際にはお客様に受け入れられなかった、思ったほど売れなかった、というのはよくあることです。

リスクを最小限抑えながら、実際の市場での反応を確認することができるので起業しようとしているビジネスジャンルが副業でも可能ならまずは副業で小さく試してみるというのは良い方法です。

副業として始めやすいビジネスジャンル

つづいてまだ起業するジャンルなどが決まっていない方に向けて副業としてはじめやすいビジネスアイデアの出し方についてお伝えしていきたいと思います。

ここでは堀江貴文さんが提唱される「成功するビジネスの4条件」にそってお伝えしていきます。

小資本で始めることができる

起業する際に資金があるに越したことはありませんが、個人が準備できる資金には限りがあります。

また無理な借入もあとあとビジネスを圧迫することにもなりますのでスタートアップではなるべく小資本で始められることを考えた方がよいと言えます。

初期投資は抑えた上で後々資金に余裕が出てきた段階で再投資をしてスケールアップすればよいのです。

小資本で始められるビジネスとしては主にスキルを提供する仕事があげられます。

具体的には、営業代行、SNS代行、オンライン秘書など他の人のビジネスの一部を代行する代行ビジネス。

それ以外にはPC1代でも始められるWEB関係の作成のお仕事やデザイナーなどがあげられます。

在庫をできるだけ持たない

つづいて在庫を持たない、もしくは少なくて済むビジネスです。

まずは在庫リスクには2つの側面があることをご理解ください。

1つは資金面でのリスクです。在庫をたくさん持たないといけないビジネスは資金繰りが大変です。

例えば商品仕入れに1億円かかる場合、先々には利益がのった状態で帰ってくるとしても仕入れ段階では一旦1億円を用意して支払わなければならないケースもあります。

仕入金額が大きくなればなるほどキャッシュフローは悪くなります。

つづいて在庫リスクの2つ目は場所と管理のリスクです。

仕入資金が用意できたとしてもその後の保管も大変です。

商品にもよりますが大きさや重量のあるものは補完する場所を確保するだけでも大変です。

新たに倉庫を借りるとなると毎月余計に出費がかさみます。

また生ものや消費期限のあるものなどは在庫を持った時点で廃棄リスクが発生します。

以上のようなことから考えると初期段階ではいわゆる無形商材が有利だと言えます。

具体的にはアプリやダウンロードゲーム、PCソフトなどのようなデジタル商品の販売、塾、コーチ、コンサルといったノウハウを提供するコンテンツ販売などです。

また有形の商品を販売する場合も小さく保存が簡単で期限がないものが良いでしょう。例えばアクセサリー類や小物雑貨などです。

利益率が高い

副業から始める場合はスモールスタートになります。

薄利多売は大企業の戦略になりますので小規模で始める場合は高利益である必要があります。

例えば一つ売って100円の利益だと1000個売れても10万円にしかなりませんが、一つで1万円利益の出る商品なら10個売るだけで10万円です。

リソースの少ない小規模事業者は高単価のものを売っていくのが原則です。

定期的な収入が見込める

ビジネスをやる上で安定的な収入が見込めるかどうかは非常に重要です。

短期的に売上が上がっても事業を継続することは出来ません。

単発で売上を上げるのは意外と簡単な場合もありますが、安定的に上げ続けることは簡単ではありません。

金額が小さくても継続課金のあるビジネスモデル、または次回以降のリピートが見込めるビジネスが理想的です。

例えば同じ商品の販売でもサブスクにすることで一定期間は継続課金されます。

また商品の販売をする場合も継続的に消耗される化粧品類やサプリメントなどは有利です。

副業から起業へのロードマップ

1.目標の明確化

起業を目指す際には、具体的な目標を設定していきましょう。

どのようなビジネスを始めたいのか、なぜやりたいのか、収益目標やスケジュール、成長計画などを明確にする必要があります。

漠然とした夢ではなく具体的な数字などを書きこんで詳細まで明確にしていきましょう。

2.ビジネスアイデアの検討

目標が決まったら具体的なビジネスアイデアに落とし込んできましょう。

ビジネスで戦っていくには独自の強みや特徴、求められるニースに合致している必要があります。

自身のスキルや興味、過去の経験、仕事で身に着けてきたこと、副業で既に取り組んでいる分野などまずは自分自身の棚卸をして何ができるか?

その後、市場の需要などを考慮して起業に適したビジネスアイデアを見つけましょう。

3.ビジネスプランの作成

ビジネスアイデアをもとに具体的なビジネスプランを練り上げていきましょう。

ビジネスの目的、ターゲット市場、競合分析、収益計画、マーケティング戦略など、将来のビジネス展開に関する具体的な計画を立てます。

3-1.市場リサーチと競合分析

市場のないビジネスは成り立ちませんので市場サーチは最も需要です。まずは市場についてしっかり調べましょう。

需要やトレンドを理解することで、競争力のあるビジネスモデルを構築することができます。

また競合の状態も把握しておく必要があるので、同業種はもちろん同じ市場に向けられた間接競合などについても事前に調べておきましょう。

リサーチの方法としては、ネットでの検索の他に実際に他社の商品を購入して体験してみる、店舗ビジネスの場合はお店に行ってみるといったことがおすすめです。

ネット上の情報だけではなくリアルの情報も収集するとよいでしょう。

※間接競合=同業他社ではないのだが、自社商品やサービスにとって、競合となっている商品やサービスのこと。

3-2.資金計画と収益シミュレーション

基本的に起業には資金が必要になります。

副業で得た収入や貯蓄、借入をする場合は借入からの資金調達など起業資金を確保する方法をしっかりと計画しましょう。

また財務の管理や経費の見積りも行い、持続可能なビジネス運営に向けた準備をします。

想定される売上から仕入れ代、固定費、販管費を差し引くと大まかな粗利が予想できます。

エクセルやスプレッドシートに入力し収益のシミュレーションをしてみましょう。

「収益シミュレーションテンプレ」などで検索すると参考になる資料も見つかります。

3-3.プロモーションとマーケティング

起業後の成功には適切なプロモーションとマーケティングが欠かせません。

ターゲット市場や顧客層に合わせたマーケティング戦略を立て、SNSやウェブサイト、広告などを活用して自身のビジネスを広く知らせるようにしましょう。

特にSNSやウェブサイトでのSEOを活用する場合は効果が出るまでに一定の時間がかかりますので事前にアカウントを準備しておく、発信ジャンルやコンテンツを考えておくなど事前の準備がおすすめです。

4.法的ルールの確認とコンプライアンス

業種によっては法的な手続きや申請が必要になる場合があります。自分が開業しようとしている業種に免許や認可が必要かどうか確認の上、手続きの準備を行いましょう。

また開業には個人事業主の場合は開業届、法人の場合は登記が必要です。

開業後も確定申告や従業員がいる場合は労務管理も必要になります。税金や労働法などの法的事項にも注意し、わからない場合は弁護士、税理士、社労士といった各分野の専門家にお願いするようにしましょう。

その他、業界のルールや秩序、お客様や従業員への配慮なども忘れないようにしましょう。

副業から起業へ移行する時期とスムーズな移行のポイント

最後に副業からスタートしてどのタイミングで起業へと移行していくかについてお伝えさせて頂きます。

結論、生活に十分な収益が見込めたらということになります。

副業の収益が本業の給料を上回るようになっていれば理想的です。

この辺りも起業後の売上や収益がどれくらいかによって異なるということにはなってしまいますが、まずは独立後事業を継続できる状態かどうかというのが最低ラインの基準になります。

ゼロ一で思い切って起業して、開業後にがんばって数字をあげていこうという考えもありますがリスクが高く最悪の場合倒産することになります。

まずは小さくても良いので、事業を継続できる、生活していける、といった基準をクリアして余裕を持った状態で事業拡大を目指す方法がおすすめです。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

植林宏樹のアバター 植林宏樹 個人事業主・WEBマーケッター

”元”体育会系、京都育ち大阪在住の関西人。コロナ渦でのリモート化をきっかけに43才からWEBマーケを学び始めました。サロン向け商材卸し、WEB制作などの事業を営んでおります。営業20年以上の経験×WEB活用で何かお役に立てればと…

目次