フリーランス・個人事業主におすすめのホームページ作成方法

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独立してフリーランスで仕事をするのでホームページくらいは要るかな?

制作会社に頼むと結構高いんだよな…

自分でも作れるみたいだけどそういうの苦手で何からはじめたらよいのかわからない。

そうですね!
私も開業した時ホームページが必要だと思い色々調べましたが沢山あって結局どれが良いのかよくわからないといった経験があります。自分自身で色々CMSをさわってみたり、安くで外注する方法を調べたりして今ではWEB制作の案件をいただくようになりました。
私の経験から個人や小規模事業者におすすめのホームページ制作方法をまとめましたのでご参考に!

目次

ホームページ作成にはどのような方法があるか?

制作会社に依頼するVS自分で作る

私はどちらかというと自分で作る方がおすすめです。

その理由は、制作会社に頼んだり外注するにしてもWEBのことがまったくわかってないと予算だけかけて結局意味のないホームページが仕上がったということも起こるからです。

まずはじめに認識しておかないといけないのが、キレイなホームページやかっこいいホームページ=売れるホームページではないということです。

誤解のないように補足しておくと例えばファッションや美容系の事業の場合はデザイン性もすごく重要です。

ただデザインは要素の1つに過ぎず、それ以外にも「顧客が見やすいページか?」「検索にひっかかるか?」「行動喚起*がしっかりされているか?」など考えるべきことはたくさんあります。
※行動喚起=お客様にこうしてほしいという具体的な行動(お問合せ、予約、資料請求など)

そのようなことを理解するためにも自分でつくるならどうするか?

どのようなホームページが自分のビジネスに必要か?

そんなことを考える必要があります。

自分自身のビジネスのことは自分が一番よく知っています。

なので自分で作る方が良いというのが私の考えです。

そのようなことを理解した上で「ホームページの構成を考えるのは出来るけどページ作成が面倒だから外注する。」「制作会社に頼んだ方がきれいに仕上がるから発注する」「デザインはデザインのプロに頼む」「コーティングはプロにお願いする」というのは当然ありです。

「丸なげOK!」のような広告をみていきなり業者に丸なげするのは少し注意が必要です。

コスト面では自作が圧倒的に安い

独立直後のフリーランスや個人事業主の場合は予算が限られるということもあります。

ホームページ制作の金額は、安く済ませようと思えば5万円程度でも可能ですがその場合はテンプレなどにあてはめて作ってもらう形になると思います。

また最近は初期制作費用無料といったところも見かけるようになりましたが、月額費用がやや高めに設定されている場合が多いので長期でみるとそれほど安くないこともあります。

通常は20万~30万円程度が相場で、デザイン会社に凝ったデザインのサイトを発注したり複雑なシステムをいれると80万~100万円程度かかることもあります。

一方、自作の場合はCMSを使えば月に数百円~数千円程度のコストです。

※CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)=Webサイトの専門知識がなくてもノーコードでサイトの制作や更新ができるシステム。WordPressやWix、Jimdo、ペライチなどが有名です。

各予算感などある程度まとめると以下のようになりますが、あくまでも目安の金額と内容になっておりますので詳細は各サービス案内などに個別でご確認ください。

スクロールできます
CMSで自作格安の制作会社デザイン会社など
初期制作費用
0円~

0円~30万円

50~200万円
月額費用
1,000~3,000円

3,000~10,000円

3,000~20,000円
労力
自作作業

テンプレなど

制限あり
機能面・デザイン
CMSによる

制限あり

かなり自由
説明基本的に初期費用は無料です。自分で作るのでコストは安く、デザインや機能はCMSによりますがWordPressなどの場合はかなり自由度が高く、あとは自身の知識次第といったところです。格安で労力もかけたくない場合などはおすすめです。業者によりますがテンプレなどがある場合が多いので自由度は低めですが簡単につくれて費用もそれほど高くありません。初期費用は無料の場合もありますがその場合は月額がやや高めになることが多いようです。デザインや機能面でこだわりたいならデザイナー会社やフルオーダーで制作してくれる制作会社に頼むのがよいでしょう。だたし制作費用もランニングコストもかなりかかる場合が多いのでフリーランスや個人事業主が使う場合は費用対効果をよく考える必要があります。

使いやすいCMSは?

なかには「プログラミングを学んだことがあるので自分でコーティングできますよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、プログラミングの知識はないという人の方が多いと思います。

またある程度プログラミングの知識があったとしてもサイト構築の効率化のためにCMSを使うというのもありなのでここからは、使いやすいCMSは何かについてお伝えしていきます。

極論、使いやすいかどうかは一度試してみて自分自身にしっくり来たものを選ぶのがベストです。

しかし、そうはいっても無料から有料のもの、企業向けに提供されているシステムまで含めると無数にありますのでその中でおすすめのものをいくつかピックアップしてご紹介していきたいと思います。

CMSのシェア

参考:【2022年】CMSのシェアを徹底比較!世界と日本の上位10社を紹介 (hubspot.jp)

WEBサイトの7割近くはCMSが使用されておりCMSのシェアは世界的に見ても日本でも圧倒的にWordPressです。

つまりWordPressサイトが最も多く存在しているということになります。

その理由はいくつかありますが、無料のオープンソースでカスタマイズ性が非常に高いことやSEOに強いことなどがあげられます。

Shopify、EC-CUBE、カラーミーショップ、MakeShopなどはECサイト専用つまりネットショップ構築のためのCMSです。

ネットショップは決済機能が必要なためプログラミングでゼロから作ろうと思うと大変ですし、新商品の追加や価格変更など頻繁に更新が必要なことを考えてもCMSを利用した方が効率がよいので多く使用されています。

ネットショップ構築のためのCMSを除くとシェアが高いのは、Adobe Systems、Wix、スクウェアスペース、Jimdoなどです。ランキングには入っていませんがSTUDIO、ペライチなどもあります。

AdobeはillustratorやPhotoshopといったデザインソフトやサイト構築のワイヤーフレームを作成するXDなどでも有名です。

Adobeは非常に高性能で素晴らしいソフトですがプロ向きといった印象です。また価格も高い印象があるので初心者や個人事業主、フリーランスにはネックとなる部分もあるかもしれません。

個人事業主やフリーランス、小規模事業者が使いやすいのは、Wix、スクウェアスペース、Jimdoなどです。

CMSを選ぶポイント

初心者や個人、フリーランスがCMSを選ぶ際のポイントについてもお伝えしておきます。

しっかり確認しておきたいポイントは以下の3つです。

  1. ランニングコストが安いこと
  2. 使いやすいこと
  3. サポートと安全性

まずはコスト面です。

企業向けに提供されるサービスやCMSはサポートもしっかりしていて使い方も簡単なものがあります。

ただし初期費用に加えて月額10万円程度かかるものもあります。

費用対効果で見て特に問題なければ構いませんが、月額費用があまりにも高いと小規模の事業者にとっては経営を圧迫する要因にもなりかねません。

まずは月数千円程度のコストで始められるものからやってみることをおすすめします。

つづいて使いやすさです。

管理画面が使いづらかったり操作が複雑で難しいものは、触るのが嫌になって使わなくなる可能性があります。

ホームページは作って終わりではなく活用していくものなので、まずは簡単で使いやすいものを選びましょう。

最後にサポートや安全性についてです。

困った時に相談できる、調べられるといったことは初心者にとっては非常に重要です。

安価なサービスの場合はサポートがなかったり、別料金になることもあります。

サポート面についても確認しておきましょう。

ちなみにWixやJimdoの場合は問合せできるヘルプセンターなどがあるようです。

WordPressは無料なのでサポートはありませんが、有料テーマ(テンプレのようなものです)を購入するとお問合せ対応があったりユーザー同士で解決しあうフォーラムがあったりします。

またWordPressの場合はユーザーが多く情報がたくさん出ているので調べればすぐに解決策が見つかるといったメリットもあります。

安全性については、セキュリティの安全性とサービス提供の安定性について知っておく必要があります。

セキュリティについては有料のCMSの場合はサービス提供者がある程度対応していたりします。

WordPressの場合はレンタルサーバーの方で多少のセキュリティ対策が考えられていますが、基本的には自分で運営するサイトについては自分で守るといった意識が必要です。

サービス提供の安定性については、シェアが最も高いWordPressがなくなる可能性は極めて低いといえます。

その他のCMSを選ぶ際もある程度シェアがあって安定した企業が提供しているものを選んだ方が良いでしょう。 

結論!フリーランス・個人事業主におすすめのホームページ作成方法はWordPress

WordPressがおすすめな理由

素晴らしいCMSが沢山ありますが、私個人的には2024年時点ではWordPressがおすすめです。

理由は以下の5つです。

  1. SEOに強い
  2. カスタマイズ性が高い
  3. 関連情報が簡単に手に入る
  4. コストが安い
  5. たぶん無くならない

ホームページは何のために作るのでしょうか?

名刺代わりのホームページなので事業内容が伝わればOKという方もいればコーポレートサイトで信頼構築をしたいという方もいらっしゃるでしょう。

しかし出来れば少しでも集客したいというのが本音ではないでしょうか?

せっかく手間をかけるのだから、せっかくコストをかけるのだから、少しでも取り戻したいですよね?

集客に活用しようと思うと見られないと始まりませんのでアクセス数が大事です。

その点でSEOに強いWordPressはよい選択だといえます。

続いてカスタマイズ性が高い点です。

WordPressは無料のオープンソースである点で非常に有利です。

オープンソースだとなぜ有利なのかというとソースコードが公開されているので多くのエンジニアさんなどがWordPressの拡張機能を開発してくれます。

具体的にはテーマといわれる大枠のテンプレートになるものや拡張機能を簡単にプラスできるプラグインなどの開発に多くの企業や個人が参加しています。

他のCMSのほとんどは、提供している会社が1社で開発しているわけなのでその差は歴然です。

関連情報の多さについてもWordPressが無料のオープンソースである点が大きく影響しています。

テーマやプラグインの開発をしている会社も情報を提供していますし、ユーザー数も多いのでWordPressのユーザーも使用方法などの情報を発信しています。

コスト面においてもWordPressは無料ですので基本的にはサーバー代とドメイン料のみ(月に数百円~1000円程度)でホームページを持つことが出来ます。

WixやJimdoなどもフリープランがありますし有料プランも1000円程度からあります。しかし機能制限があったりサイト数や容量などに上限がある点がことなります。

長期的な安定性についても今のところWordPressは全く問題ないと思います。

かなりのユーザーが世界中にいますのでおそらく急にサービスがなくなるということは考えづらいのではないでしょうか。

他のCMSの場合ですとあまりにもユーザー数が少ないサービスの場合はサービス自体が終了する可能性もありますし、もしサービスが終了してしまうとまた他の方法でサイトを構築し直しといったことになってしまいます。

以上のような理由で2024年時点ではまだまだWordPressがおすすめです。

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この記事を書いた人

植林宏樹のアバター 植林宏樹 個人事業主・WEBマーケッター

”元”体育会系、京都育ち大阪在住の関西人。コロナ渦でのリモート化をきっかけに43才からWEBマーケを学び始めました。サロン向け商材卸し、WEB制作などの事業を営んでおります。営業20年以上の経験×WEB活用で何かお役に立てればと…

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